血管年齢が若い、老化している、という言葉をお聞きになったことはありますか?老化した血管とはどのような状態を言うのでしょうか。
血管は加齢とともに柔軟さが失われて、硬くなってしまいます。そこに、血液中の脂肪などが付着すると血管の内壁を厚くします。この状態を「動脈硬化」といいます。
血管が狭くなったり栓ができたりして、血液が流れにくくなる状態です。
動脈硬化を起こして、血液が流れにくくなるということは、重大な病に罹り易くなるということ。狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こしやすくなります。それに加えて、もともと肥満症、高血圧症、高脂血症、糖尿病の方、または喫煙者である場合は、心筋梗塞や脳梗塞、閉塞性動脈硬化症等のリスクも高まってしまうのです。
血管年齢を測ることは、動脈硬化の早期発見につながります。検査では痛みをかんじることはありません。検査時間4分くらいで終わります。
まずは気軽に検査を受けて、ご自身の血管年齢を知り、血管年齢が実年齢と同じか低ければ現状維持、血管年齢が実年齢を大幅に上回った場合はその日から血管年齢を下げる為の対策をしましょう。